誰もが「アルファードの新車をできるだけ安く買いたい」と思い、値引き交渉をがんばろうと意気込みます。

その気持ちはすごくわかるのですが、現実では慣れていない人が交渉をがんばっても、仕事としてアルファードを販売している営業マン(大げさに言えば交渉のプロです)に、交渉で打ち勝って大きな値引き金額を引きだすのは至難の技です。


「でも諦めたら損をするじゃん!」と思ってしまいますが、これだけ色々な情報が簡単に広がる世の中では、一部の人だけ値引き金額が極端に多かったり、少なかったりすることはありません。下手な値引き金額を提示すると、一瞬でSNSなどで拡散されるためです。


そのため最近では最初から、おおむね平均的な値引き金額を提示されます。そこからさらに値引き金額を交渉でがんばるのは、正直かなり大変です。それよりは、今回紹介している内容をひとつでも試した方が確実にアルファードを安く購入できます。得手不得手があると思うので、あなた自身が「これいいかも!」と思ったものを試してみてください。


1.純正オプションは必要最低限にする




これは本当に注意が必要です。


純正オプションをあれこれ色々付けてしまって、気付いたら総額がかなりの金額になることがあります。

オプションを多く付けると、オプション値引きの金額も大きくしてくれるので得した気分になります。でも、純正オプション自体価格設定がかなり高額になっているので、オプション値引してくれても、まだ社外品の方が安くなる場合がほとんどです。

そのため、純正オプションは必要最低限にして、社外品で代用できるものは社外品にしましょう。具体的なオプションについては、以下の記事を参考にしてください。



2.手放す車はディーラーではなく、買取専門店に売る



値引交渉や、純正オプションを減らすなどして購入金額を抑えるのも安く購入する方法ですが、手出しのお金を少なくするのも大事なポイントです。


今乗っている車を手放すなら、いきなりディーラーの下取りに出すのではなく、一度、買取専門店に査定をしてもらいましょう。


なぜかというと、トヨタという会社は、新車を売ることが本業で、そこで大きな利益を出しています。たしかに中古車も取り扱っていますが、中古車の買取・販売を専門にしている業者にはかないません。

買取専門業者も、新車購入時に程度の良い車をディーラーに下取りに出されると、中古車の確保ができなくなります。そのため、中古車の査定では、ディーラーよりも高い買取価格になりやすいです。

また、ディーラーに下取りに出すにしても、買取業者の査定額が高ければ、ディーラーが下取価格に上乗せをしてくれることもあります。

あなた自身から見ると、今まで乗っていた車は「長く乗ったし、もう価値ないよなぁ・・・」と思ってしまいますが、欲しいと思う人にはまだ価値のある車です。自分の車の適正価格を知って、損をしないように売却しましょう。理想は複数の買取業者に査定をしてもらう事ですが、手間や時間を考えると、ネットでできる一括査定サービスなどがおすすめです。



3.自動車保険の会社を見直す



毎年のアルファードの維持費を安くするのも、アルファードの購入金額を安くすることと同じです。特に維持費を抑えるのに効果的なのが、自動車保険の見直しです。

特に入社した時や、知り合いの紹介で代理店経由で自動車保険を続けている人は、一度ネット系の自動車保険と金額差を比べるべきです。

代理店を通していないだけで、年間で数万円違うことはザラです。「なにかあった時、代理店の方が安心」と言いますが、ネット系の自動車保険も今では、迅速なサービスはもちろん、ロードサービスなど様々なサービスを提供しています。

なんとなく「ネットの保険は嫌だなぁ・・・」と思う人もいるとは思いますが、金額差を見て判断してみてください。保険に関しても、金額の比較などネットの一括サービスを利用すると、時間や手間が減って便利です。


まとめ

値引交渉以外でアルファードを安く購入する方法を紹介しましたが、どうでしたか?

たぶん「めんどくさいなぁ・・・」と思った人もいると思います。でも、ここで紹介した内容をするか、しないかで10万円以上の差が簡単につきます。

普段の仕事で10万円分稼ぐとなると、かなりの労力が必要です。それに比べたら、ここで紹介した内容は全然ラクだと思います。10万円安くなれば、趣味や旅行にそのお金を回せるので、ひとつでも試してみてください。